左の写真に写っているホールインアンカーが見えますか? この現場は元々10pブロックが2段施工してありました。 その上に10pブロックを4段施工したために、地震により崩壊しました。 幸いにして倒れた方向が水路であったために、被害が最小限ですみました。 時期をずらして施工すると、いろいろなデメリットがあります。
例えば
■ 鉄筋(縦筋)が通らない。 ■ 施工時期が異なる為、モルタルの強度が違う。 ■ 施工業者が異なるため、最初に施工したブロック塀の鉄筋の有無が
確認できていない。
鉄筋(縦筋)が通っていないと、強度が弱いのは、当たり前です。
その証拠に(左の写真)ホールインアンカーを打った2段目のブロックが、
上の4段のブロックと共に崩壊しています。一段目のブロックだけが残っています。 (つまり最初のブロックと後で施工したブロックの境目ではない部分です。) しかも倒れたブロックがバラバになっていないのが、わかりますか? 上部のブロックには、鉄筋が入っていたためです。 倒壊後にわかったのは、最初に施工していたブロック塀には、 鉄筋は入っていませんでした。 一度ブロックを撤去してから、またブロックを施工すると、費用もかかります。 とりあえず、ブロックをつぎ足したくなる気持ちも、わかります。 しかし、無理な施工は、時によっては、被害が拡大する恐れがあります。
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